ヴィルトーゾピアノコンクールは審査員の前で1日に3回弾くことのできる、日本で唯一のコンクール。
10分の曲を弾くならば、1日で3回分の30分もの時間をステージで弾くことになります。それは、贅沢でかけがえのない貴重な体験でもあるのです。まさにそれは、ハーフリサイタルを開くことと同じこと。
これがヴィルトーゾピアノコンクールのヴィルトーゾステージです

 

ホールでの演奏は写真を拡大したように自分の実力が表れる

 


ホールでの演奏は空間が大きなだけに演奏者のいろいろなことがわかります。最もホールでよくわかることはその演奏者の音質。ホールでは自宅で弾いている時の何倍もはっきりと他の人との音質の差がわかります。ホールというのは写真を拡大したようなもの。さまざまな細かいところが写真を拡大したようにはっきりと聴いている人に伝わってしまいます。ごまかすことのできないのが大きな空間、まさにホールでの演奏。また、ホールで演奏するとその演奏者の本当の音の大きさがわかります。音の大きさはホールではあまり小さいと役者が舞台で小さな声で演技をしているように決して良いものではありません。自分の音の大きさをホールで知ることも大切なことです。

賞歴の積み重ねが大きな実となり更なる飛躍につながる

どのようなステージでも本番であれば、それは練習でホールで弾くのとは比べられないほどの緊張感があります。
この本番のステージの緊張感が実力の向上に大きな価値があります。そのステージが本番でありそこに審査員がいてお客さんがいて採点されているという気持ちになると初めて真の実力が出るものです。練習のホールでは反対にエネルギーを出せないのも体験すればすぐにわかるでしょう。本番のステージに多く参加してコンクールで賞を積み重ねていくこと、そうすれば、それは自分の中の自信となりいずれは大きな実となり更なる飛躍につながるものです。ピアノの場合、常にステージに出ていれば自分が現役と言える状況を作り出せるもの。それで初めてチャンスが舞い込こみ成功をつかむことができるのです。